ナラ薪ミニロケットストーブの燃焼実験2回目

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実験日:2016年6月3日
天気:曇り、微風

 

前回の反省点をふまえ、焚き口と煙道に改良を加えてみた。
焚き口は水平ではなく下方向に30度の角度をつけて30φの穴を2つあけた。
煙道は15φと30φの2種類にしてみた。

まず2つの供試体で実験した。


 

供試体No1
乾燥期間:2週間
煙道:15φ
焚き口:30φを2つ30度の角度をつけて

 

供試体No2
乾燥期間:2週間
煙道:30φ
焚き口:30φを2つ30度の角度をつけて

 

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供試体No1は焚き口から炎が吹き出して、煙道からは煙もでない。煙道の吸い込みが少ない。着火材を2つ使ったが焚き木の竹にも火がつかなかった。15φの煙道は細すぎるようだ。失敗です。

 

No2の30分後↓
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No2の1時間後↓
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No1は失敗に終わったので、1時間遅れでNo3の実験を開始する。↓

 

供試体No3
乾燥期間:3週間
煙道:30φ
焚き口:下部に30φを2つ水平に
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No2から2時間遅れでNo4の実験を開始。

 

No2は2時間程度で煙道に火が回り始めた。
No2は焚き口と煙道頂部の距離が短い為、吸い込み効果は少なく、焚き口から炎が逆流することもあった。
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供試体No4
乾燥期間:3週間
煙道:30φ
焚き口:下部に30φを1つ水平に
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供試体No4は焚き口が狭いため着火材から焚き木になかなか火が燃え移らず、着火材を3個つかってようやく火がついた。
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供試体No2
乾燥期間:2週間
煙道:30φ
焚き口:30φを2つ30度の角度
の着火から3時間後の状態↓
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供試体No3
乾燥期間:3週間
煙道:30φ
焚き口:下部に30φを2つ水平に
の着火から2時間後の状態↓

 

煙道に火が回り始めた。
この状態になれば、焚き木を供給する必要は無く、自身の身を削って燃えていく。
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供試体No4
乾燥期間:3週間
煙道:30φ
焚き口:下部に30φを1つ水平に

 

供試体No4の着火から1時間後の状態↓
まだ煙道に火は付いていない。
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No2は鎮火した。↓
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No3もほぼ鎮火した。↓
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実験終了。

 

これで製品の方針は決まった。
煙道は30φ
焚き口は下部水平に30φを2つとする
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