親との上手な話し方を学んだら、次はいよいよ実家の片付けです。
作業の効率が上がる片付け、整理整頓のポイントを解説します。
リビングから寝室まですべての部屋を、一気に整理しようとするのはお勧めできません。
自分だけでなく、一緒に片付けをする親の体力にも配慮する必要があります。
今日は寝室、明日は台所など費用は家で作業した方が良いでしょう。
片付けの順番としては、
玄関→廊下→トイレ→浴室→台所→リビング→寝室
とやるのが良いでしょう。
親と捨てる捨てないで揉めるようなものが、少ない所から手をつけていくと良いでしょう。
玄関の片付けのポイント
空気の通り道である玄関を初めにすっきりさせると、室内のよどみがなくなり、作業効率も上がります。
玄関の下駄箱には入りきらない靴が大量にあるケースが多いです。
もし1人で10足以上あれば、そのうちの半分は活躍の機会を失って、まともに履いていないはずです。
状態がきれいでも、親に聞いて1年間使っていないと言う場合は、処分することをお勧めします。
靴に限らず、衣類や日用品を含めて言える事は、年間を通じて1度も使わなかったものは、捨てた後に困る事はほぼないと言うことです。
1年間不使用=廃棄は片付けの「鉄則」です。
靴以外にも、傘が大量に出てくる家もあるはずです。
ゴミとしての扱いが自治体によって、一般ゴミ、粗大ゴミと異なるため、廃棄するときは注意が必要です。
台所の片付けのポイント
食器棚をすっきりさせ、普段使う食器を取り出しやすくするために、
正月や来客時などたまにしか使わないものは、別のスペースにまとめて収納することをお勧めします。
また、台所は意外にも宝の山です。
引き出物としてもらった未使用のブランド食器がどこの家にも少なからずあるからです。
片付け業者等によりますと、インターネットのオークションでは未使用のブランド食器が根強い人気で、買い手が付きやすいといいます。
親の了解が得られれば、ぜひ活用を検討してみましょう。
押し入れの片付けのポイント
惜しいでは布団以外に紙袋などありったけの不用品を詰め込んだ「倉庫」のようになってしまっているケースが多い。
必要なもの、捨てるものを仕分けた後は、プラスチックなどのケースをいくつか用意しましょう。
そこに物を小分けして入れておくことで、必要な時に取り出しやすくなります。
押し入れの高さを使って、物を重ねるようにおくことだけは散らかる原因になるため避けておきたいものです。
生前整理にヤフオクを活用
親が亡くなった後の「遺品整理」では、ブランド物の衣類や貴金属、装飾品など金銭的な価値があるものでも、実家の処分が迫っていたりして、整理、廃棄をどうしても優先しなくてはいけなくなります。
そのため、オークションで売ったり、専門の買取業者に持ち込んだりして、高く買い取ってもらう余裕はなくなりがちです。
しかし、「生前整理」であれば、価格交渉する時間は充分にあるので高価に買取ってもらえやすくなります。
片付けのまとめ
片付けの5つのポイントは下記の通り。
1) まず自分(子供)のものから整理する
2) 親が捨てたわからないものを把握しよう
3) 一気にすべての部屋を片付けようとしない
4) 1年以上使っていないものは基本不要
5) 作業完了日はゴミ収集日の前日が吉