生前整理:親に言ってはいけないNGワード4選

生前整理

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 実家の片づけを成功させるためには、

片づけの主人公はあくまでも親であり、

効率性よりも親の習慣を優先し、

親と子供の双方にとって快適な片付いた家について話し合い共有することが大事です。

 

では、実際に親に話す際のNGワードと上手な言い換えについてご紹介しましょう。

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1)財産関係の書類の所在を確かめたい場合

 

NG:「通帳と権利書はどこ?」

 

OK:「災害に備えてまとめておこうよ」

 

お金の話をするのははしたないという価値観を持つ親世代にとって、財産回りの話は最大のタブー。

しかし、これを確認しておかないことには、後々に困ることになります。

ですから、片づけをしながらさりげなく「地震に備えて災害リュックに一式いれておきましょう」などと口実を付けて、財産回りの在りかを聞き出してみましょう。

2)散らかった家を何とかしてほしい場合

 

NG:「ごみ屋敷みたいだよ」

 

OK:「○○(孫)が安心して遊べるよ」

 

年を取ると、どうしても片づけが億劫になりがちです。

かつてきれいだった両親の家が、久しぶりに帰ると不要な物やゴミで荒れ果てているのを見てショックを受けることでしょう。

そんな親世代を動かすのに、孫ワードは最強の殺し文句です。

「お友達や親戚を呼べるよ」という言葉に置き換えてもよいでしょう。

3)不要な物を捨ててほしい場合

 

NG:「どうせ使わないんでしょ?」

 

OK:「お気に入りを一つえらんで」

 

もったいない世代の親達にとって、所有することは豊かさの象徴でした。

物がなくなると不安になってしまうので、自分から言い出さない限り、無理に捨てさせようとしないことです。

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ただ、親にもしものことが起こり、いよいよ整理しなければならなくなった時に備えて、お気に入りを一つ選んでおいてもらうと、後で困りません。

4)片付けに消極的な親を説得したい場合

 

NG:「後で困るのは俺なんだけど」

 

OK:「家の資産価値が上がるよ」

 

子供から見ると散らかっているように見えても、親にとっては毎日見ている光景なので、基本的には困っていない。

片付けたいと思っているのは、あくまでも子供側の都合なので、自分たちのメリットではなく、親が享受できるメリットを伝え、自発的に片付けたいと思えるように、うまく誘導しましょう。 

 一度に全部を片付けようとせずに、物への思い入れを親から聞きながら、ゆったりと臨むことが大切です。
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