ハスク339xpのバーボルトがとれた

ハスク339XPチェンソー

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ガイドバーを装着するとき、ナットを締めていて、最後の締りが甘くなってきて、とうとうガタガタになってしまった。
前から徐々に土台のカケラがとれていたのは気付いていたが何も対策を施していなかった。
たぶんナットの締め付けすぎによる金属疲労によりヒビが入ってボロボロになっていたのでしょう。
バーボルトを固定しているところが壊れてしまいバーボルトが外れてしまいました。
ハスク339XP
この状態で修理に出した。
かなり難しそうだ。
一週間ほど過ぎてからお店から連絡が入った。
修理費の見積についてだった。
339XPは特殊な構造になっていて、この壊れた部分はクランクケースと一体になっていて部品交換するとなると、クランクケースごと取り替えなければならない。その際の工賃は全分解の工賃になってしまうらしい。
フランクケース¥33,500
工賃(全分解)¥14,000
合計     ¥47,500

 

ぼっているわけじゃないだろうけど、とてもじゃないけど、払える値段じゃない。
そもそもこの339XPはヤフオクで2016年3月13日に¥45,500で落札したもの。
2016年11月12日には、エンジンがかかってもすぐに止まってしまうという症状の修理で、キャブレターの部品交換とポンプとホースの交換で全分解して¥18,000かかっている。
また先日(2017年6月1日)は、20分程度作業して再始動させようとするとエンジンがかからないという症状でみてもらったら、火花が散らないので点火系統がいかれているということで、イグニッションコイルの交換で¥17,350かかった。
だから、すでに¥80,850をこの339xpに費やしているのである。
もうほぼ新品の値段に近い。
安物買いの銭失いとはこのこと。
もうこれ以上の出費は避けた方が無難なので、修理を断って物を引き取ってきた。
これ用のソーチェーンの新品が3本あるので、このままスクラップにしてしまうのはもったいないし、ヤフオクでもたぶんいい値ではさばけないだろう。
ヤフオクでジャンク品を入手して自分でクランクケースを組み替えをしようかなと考えている。
とりあえずは、ガソリンとチェーンオイルを抜いて保管しようとした。
でもな、まだ大量に玉切りしなくてはならないし、339XPのパワーと軽さは、どうしても捨てがたい。
要はボルトが固定できればいいだけなので、自己責任で一か八かの補修をしてみることにした。
ボルトは鉄で、土台はマグネシュウム合金、溶接は無理かな?。
ハンダ付けはどうかな?。
強力な接着剤はないかな?
いろいろな思いを巡らしてホームセンターに行ってみた。
接着剤のコーナーに、金属用エポキシパテというのがあった。
これだ!、これで周りをふさげばボルトを固定できるではないか。
これでやってみよう、いけそうだ。
もし、ボルトのネジ山がつぶれて交換となったら、パテを斫り取ればボルトだけ交換もできるだろうし。
適量を切り取って、揉みこんで練るだけ、固めのチューインガム状態になったのを詰め込む。
接着面となる下地をきれいに掃除して、うまくパテが接着しますように。
手早くパテを詰め込む。
3分程度の間に形を成型する。10分程度で硬化がはじまる。
衝撃をあたえても大丈夫になるには24時間を要するので、この状態で待つ。
翌日、ガイドバーとカバーをつけてナットを締め付けてみた。
いい具合に組みあがった。
これで明日から玉切り作業ができそうだ。
もし、不具合がでるようであれば、また、ここで報告しよう。
2時間ほど玉切りで使い込んだが、不具合なし、上出来です。

 

【180518追記】
修理後、2017年春と秋に延べ51時間の過酷な玉切り作業に耐えてくれました。
2018年5月12日故障発生
枝薪を切っていたら、チェーンがエンジンをふかしても手ごたえが無くなり、チェーンが滑り白煙が出てきた。
カバーを開けてみたら、去年金属パテで固定したバーボルトが外れてしまった。
あ~あ、やっちまったな。
チェーンオイルが出てくるところの黒いゴムパッキンも無くなっているし。
掃除して破損個所を見てみたら、また金属パテで復旧できないこともない。
白っぽく見える金属パテを斫り取る。
前回あまった金属パテで埋める。
固着完了。
ゴムパッキンを入手したら完成だ。
ゴムパッキンはネットで探してみたら「円陣」で売っていた。
こんなので、¥616 もする。
送料の方が高くつきそうなので、ソーチェンをまとめ買いする時に、抱き合わせて購入しよう。
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