地域差はありますが、薪ストーブだけでひと冬過ごすとなると、必要な薪の総量は関東で約3トンくらいとも言われています。
それだけの量の薪を保管するスペースの問題(自分で集めるとかもらう場合)、購入する場合は費用が気になります。
必要な時に必要なだけ薪を入手するのはなかなか大変な事です。
日頃から自分の薪ネットワークを構築しておきましょう。
薪を購入する、無料でもらうなどいろいろな組合せで薪ストーブライフはより充実したものになることでしょう。
今回は薪はどこで売っているかに焦点をあてていきます。
・薪ストーブ店で薪を購入する場合
ほとんどの薪ストーブ専門店では、自社の薪ストーブ購入者を対象に、その燃料となる薪を販売しています。
また薪ストーブライフを楽しむための薪割りイベントを開催していることもあります。
その地域の薪ストーブユーザーがどのようにして薪を調達しているのかなどの情報が集まってくるので積極的にお店に相談すると良いでしょう。
・燃料店で薪を購入する場合
都市ガスのない地域であれば、必ずLPガスを扱う燃料店があるはずです。
昔であればそうした燃料店ではガスのほか、炭や薪をあつかっていました。今でもやっているところがあるかもしれません。
地域密着ならではのサービスを展開しているかもしれませんので、問い合わせてみるのもいいかもしれません。
・森林組合から薪を購入する場合
もしあなたの地域に森林組合があれば問い合わせてみましょう。
組合は間伐で出た建材になりにくい細い木や曲った木などをホダ木やチップ用などに加工している場合があります。
それらを原木のままや玉切りにした状態で商品として販売している組合もあります。
もし原木で買えれば商品化された薪を買うよりも半値くらいで買えます。
・薪専門店、ホームセンター、ネットショップから薪を購入する場合
あなたのお住まいの地域に薪の専門店があれば、豊富な種類の薪を購入できます。
また、大型のホームセンターなどでは、秋口から春にかけて薪を束で売っています。
自家用車で簡単にもちかえれるのは非常に便利ですね。
一方で、薪ストーブ店、薪の専門店、森林組合の中にはインターネット経由で販売しているところも出始めています。
アマゾン、楽天、ヤフーショッピングなどに出品しているところや、独自にネットショップを構築されているところまであります。
このような通販は送料が高いのが難点です。薪そのものの値段はとるにたらないものですが、重くてがさばるので宅配料金は高いものになってしまうのです。
値段は張りますが最も簡単に薪を入手する方法です。