2018年4月8日
薪割台を新しいのに取り替えた。
これまでの薪割り台は、
薪福の薪割システム にあるこのようなものでした。
新旧の薪割り台を比較して詳細をレポートしました。
6年間使用した薪割り台
2012年から2017年までの6年間、この薪割り台で、約100トン弱のナラの原木玉切り材を割ってきた。
玉切り材が置かれる杉の天盤部分は3センチくらいすり減って傾いてしまい、座りが悪い状態になってきたのです。
四隅のクリ丸太に打ち込んだ六角スクリューボルトの1本が外れてしまい、1回の薪割の度にタイヤがずれてしまってセットし直さなければならない状態になっていた。
そろそろ替え時なんでしょうね。
薪割り台の上に乗せているタイヤ
使用しているタイヤは17インチのものだったと記憶している。
昔はタイヤ量販店に頼み込めばくれたものだが、最近は厳しくなって入手困難となっている。
このサイズのタイヤが私には丁度いいのである。
斧がタイヤに刺さって中に埋め込まれたワイヤーが取れてしまい、ところどころタイヤが裂けてしまって、見てくれは悪いがまだまだ使える。
外径62センチ
内径45センチ
ほとんどの玉切り材は入る。
タイヤ幅23センチ
玉切り材は30センチと40センチの2種類だが、この高さがいいバランスで割れた薪をホールドしてくれる。
新しく取り替えた薪割り台
薪割り内の中心がスギ丸太直径52センチ。
四角に六角スクリューボルトを打ち込むために、栗の丸太を使っている。
高さ30センチに切り揃えて、番線やカスガイでこれを肯定している。
30センチの高さでは、身長173センチの自分にとって、斧のヒットポイントとしては少々低い感じがするが、その分はヒザの屈伸でカバーしている。
30センチと40センチでは、大径木になるほど重量差が大きくて、取り回しがきついというのが30センチに甘んじている理由である。
タイヤがずれないよう固定するために打ち込んだ六角スクリューボルト。
内側対角幅は64センチ。
これで、タイヤのズレは生じない。
ハイブリッド薪割り台の完成です。
2018/11/9追記
中心部分の杉丸太がかなり傷んで柔くなっていて、1シーズンでボロボロになってしまった。
来シーズンも使うとすれば、また交換しなくてはいけないようだ。
軽トラのタイヤを使った薪割り台
おまけにもう一つ。
リンゴの木を割るために作った薪割り台。
軽トラのタイヤ一つでは玉切り材の座りが悪かったので、ボルトでくっつけてみた。
ちょっと高くなったが、斧の刃は入っていくので普通に割れた。
台は40センチの高さの杉丸太。
割り台 まとめ
この薪割り台のメリットは、割るたびに薪が飛び散らないので、連続して割ることができて効率がよいところ。スピード的にはエンジン式薪割機に匹敵する。
デメリットは、割る角度を変えるために自分が動かなくてはいけないので、360度周りに斧が振り下ろせる空間が必要なこと。最低でも270センチ四方の作業空間がほしいところかな。