ずばり、それは
「乾いた薪を使って、完全燃焼させる」
ことです。
高価な薪ストーブであれ安価なブリキの時計型ストーブであれ、
薪がもったいないとケチケチ燃やしたり、
湿った丸太をそのまま放り込むようなことをすると、
モクモク煙がでて近所迷惑にもなりますよね。
さらに炭焼き窯のような構造になってしまい、
木酢やススが発生してしまい煙突やストーブ本体の寿命が短くなってしまうし、
なにより暖かくなりません。
薪ストーブは、
必要充分な空気と乾いた良質の燃料があってこそ、
完全燃焼することができます。
たとえば、自動車でもマフラーが詰まると調子悪くなりますよね。
ただ薪ストーブが自動車と違うのは、煙突もエンジンの一部だということです。
それも一番重要なピストン部分のようなものです。
なぜかというと、燃やす原動力は煙突の引きにあります。
本体にばかり目が行きがちですが、煙突の構造が重要になってきます。
薪ストーブ屋さんは本体販売の利益よりも煙突設置で儲けているのではと思われるくらいの金額になってしまいます。
薪ストーブ設置の総予算を本体×2倍を見込まなくてはいけないと言われるゆえんですね。
でもそこは防火の安全性からいって重要でケチってはいけないところです。
なんだか話しが煙突の方向に行ってしまいましたが、
ここは重要なとこなので、
後々時間を見つけて解説していきたいと思います。